「映画研究ユーザーズガイド 21世紀の「映画」とは何か」

出版社名 人文書院
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-409-10047-9
4-409-10047-5
税込価格 2,904 円(税込)
頁数・縦 227P 19cm
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商品内容

要旨

21世紀の視覚文化のドラスティックなうねりのなか、映画研究は疾走する。その理論が、語彙が、映画史そのものまでが、隣接する諸学を巻き込みながら、知の最前線を駆け抜けていく。世界で、日本で、めまぐるしく進展する研究の最新成果をとらえ、使えるツールとしての提示を試みる。

目次

第1部(「映画とは何か」という問いを再起動する
映画の生態系
映画の地層分析
「作家」は唯名論か
技術はどこまで物体か
知覚機械としての映画)
第2部(カラー
映画が放つホラー
科学と虚構
デジタル時代のストーリーテリング
マインド・ゲーム映画
ストーリーテリングの映画技法)
終章

著者紹介

北野 圭介 (キタノ ケイスケ)  
1963年生。ニューヨーク大学大学院映画研究科博士課程中途退学。ニューヨーク大学教員、新潟大学人文学部助教授を経て、立命館大学映像学部教授。映画・映像理論、メディア論。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、ラサール芸術大学(シンガポール)、ハーバード大学ライシャワー研究所などで客員研究員をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)