「ゲーム作家小島秀夫論 エスピオナージ・オペラ」

出版社名 作品社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-86793-099-1
4-86793-099-7
税込価格 3,267 円(税込)
頁数・縦 340P 19cm
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商品内容

要旨

全世界で六〇〇〇万本以上の売り上げを誇る『メタルギア』シリーズや、『DEATH STRANDING』などを生み出し、ゲーム作家として史上二人目に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。本書は、特に、監督・脚本・ゲームデザインなどを本格的に手掛けた「A KOJIMA HIDEO GAME」と呼ばれる作品群を対象に、その一貫性と全体性から、ゲームデザイナーを超えた存在=小島秀夫に迫る。

目次

1 ATTACHMENT(『メタルギア』―ステルスゲームの誕生
『スナッチャー』―冷戦時代の恐怖の寓話 ほか)
2 MODERNITY(『メタルギアソリッド』―生まれの「運命」からの解放
『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』―現実の底が抜けた世界で)
3 GENERATIVITY(『メタルギアソリッド3 スネークイーター』―母性と信頼
『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』―「体制と叛逆」という二項対立の解体)
4 PEACE(『メタルギアソリッド ピースウォーカー』―ゲームによる平和教育
『メタルギアソリッド5 グラウンド・ゼロズ』―9・11以後のゲーム ほか)
5 EXTINCTION(『DEATH STRANDING』―人類を絶滅から救うために)

著者紹介

藤田 直哉 (フジタ ナオヤ)  
批評家、日本映画大学准教授。1983年、札幌生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)